「投資に失敗して100万円を失ってしまった状況」と
「100万円を確実に儲けることのできる投資案件に参加できなかった状況」・・・
どっちが経済的ダメージが大きいと感じますか?
こんにちは、
小塚史晃です。
今回の記事では、人間の行動心理学と最近話題の集団訴訟プラットフォームMatoma(マトマ)について、お話をしていこうと思います。
この記事を読むと、なぜ何かを失うと突然行動力のない人が行動するようになるのか?とそれを利用した集団訴訟プラットフォームMatoma(マトマ)について、少し詳しくなれます。
なぜ人は失った時の精神的ダメージが大きいのか?
「投資に失敗して100万円を失ってしまった状況」と「100万円を確実に儲けることのできる投資案件に参加できなかった状況」・・・
どっちが経済的ダメージが大きいと感じますか?
「付き合っていた大好きな彼女に振られてしまった状況」と「憧れの女性をゲットするチャンスをウジウジしていたら見逃してしまった状況」
どっちが恋愛における損失が大きいと感じますか?
どちらの状況もチャンスや可能性を最大限に生かせなかったという意味では、同じくらいのダメージなはずなのに、前者の失った時の方が損失を多く感じます。
私は学術的な心理学にそこまでは詳しくないので、あまり語ることはできませんが、おそらく人間というものは現状維持をすることに、ものすごい情熱を注ぐことができるのだと思います。
だから、失った時に以前の状態に戻ろうとして凄まじい行動力を発揮するのです。
後者のチャンスを失った時は「まあいいか」「もともと無かったものなんだしと」いう気持ちになり、特に行動をすることはありません。
稼ぐ時の行動量vs損を取り戻す時の行動量
私はネットビジネスの講座や起業塾などを色々みてきたのでわかるのですが、「ヨシ!稼いでやるぞ!」と最初は情熱たっぷりの人が、勢いは最初だけでだんだんと行動量が落ちてきて、始まって1ヶ月くらいで幽霊部員になる人が大勢います。
ここまでは、「この人はそこまで行動できない人なんだな」と納得はできるのですが、ここから不思議なことが起こります。
講座が終盤に差し掛かると、幽霊部員たちは動き出します。
「稼げなかったので、返金してもらえませんか?」など、行動しなかったから、結果が出なかったのに自分たちが被った損を取り戻すために、とてつもない行動力を発揮してくるのです。
インターネット上に掲示板を作って仲間を募ったり、ひどい人だと消費者センターに駆け込んで猛抗議をしたり、弁護士をやとって、なんとしても損を取り返そうとするのです。
「これだけの行動力があるのだから、最初から講座に真面目に取り組めよ!」といつも小塚は思っています。
損を取り戻すためのエネルギーと行動力凄はまじいですね(笑)。
集団訴訟プラットフォームMatoma(マトマ)
そして、今回紹介するのが、
損を取り戻すためのエネルギーと行動力を利用したビジネス?
集団訴訟プラットフォームMatoma(マトマ)です。
参照:https://mato.ma/
下の画像のように騙されてしまった人たちを募集して、一致団結して訴訟します。
被害金額20億を超える案件もあったりして、泉○司さんてこんなに稼いでたのかと驚きでした。
そして、Matoma(マトマ)の掲示板がけっこう、活気付いています。
「こんなことに時間とエネルギーを注ぐことができるのなら、もっと他のことにエネルギーを注げば?」と思ったのはわたしだけでしょうか?
Matoma(マトマ)について思うところ
仮に訴訟に勝ったところで、どれだけのお金を取り返せるのでしょうか?
そこから手数料や成果報酬を除くと最終的にどれだけのお金が残るのでしょうか?
そして、ここからがすごい大変です。
どうやってそれを被害者の人たちで、どれくらいの割合で分配するのでしょうか?
一人一人被害金額は異なると思うし、または他の様々な事象で分配金は変わってくるのでこれを決めるのは膨大なエネルギーがかかってきそうです。
被害者の人同士で喧嘩になりそうですね(笑)。
Matoma(マトマ)と情報起業家のWin-Winのビジネス
この集団訴訟プラットフォームは訴えられる立場である情報起業家にとっても有益なビジネスだと思いました。ビジネスが大きくなるにつれて、クレームも多くなると思います。
そして、それを一つ一つ相手にしていては膨大な事務作業が発生します。時には裁判所に何度も行かなくてはいけない時もあるでしょう。
そこで、登場したのがMatoma(マトマ)です。
何百という訴訟を一本にまとめてくれるのです。
窓口が一つになるってすごく楽です。訴訟おマトメサービスといったところでしょうか。
負けることもあると思いますが、お金で解決できます。
裁判所になんども行ったり、一つ一つクレーム対応するよりもよっぽど楽ですね。
まとめ
結局は示談になるので、無理なく払える程度の返金になります。
Matoma(マトマ)の中の人だって、こんなことで裁判するなんて面倒ですからね。
被害者が集まれば集まるほどmatomaが儲かり、
虚偽を働いた情報起業家は支払える範囲での返金に対応する。
そして、被害者の方々はちょっとの返金に満足して、そのお金を握りしめて次こそは!といいながら儲け話に飛びつくんですね。
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追伸
損を取り戻そうとして、さらに損をするってFXとか株のトレードをしているのと似ています。