こんにちは、
小塚史晃です。
「あの頃は良かったな」
とか思うことはないですか?
私はけっこうあります。
懐かしい気持ちに浸るだけなら
良いんですが、
今の不満が強調されて
凹んでしまったりします。
あの頃は良かったな
学生時代とか
思い出すと
いろんな楽しいことをやって
充実してたなと思います。
だから
「あの頃は良かったな」
と思うのは
たいてい学生時代ですね。
毎日が充実して輝いてました。
それに比べて今は
本業以外にも副業もやって
仕事は充実してますし
お金もそこそこ自由に使えるんで
それなりに楽しんでは
いるつもりですが
心から充実してるかって言われると
なんか足らないと思っちゃいます。
だから
「あの頃は良かったな」
って思うんですよね。
本当に輝いていたのか?
でも、ふと
本当にそうなのか?
って思ったんです。
だから考えてみました。
本当に「あの頃」は
充実して輝いていたのか?
すると、やっぱり
学生時代にも不満はあったんです。
「もっとバリバリ働いて
お金を稼ぎたいな」
って思っていました。
学生だったから
そんなわけにはいきません。
そういう意味では
今はそれを叶えているんですよね。
すごいことに気づいちゃいました。
あいつは良いよな
「あいつは良いよな」
って思うこともあります。
他人がうらやましくなること。
私はそんなにない方だと思うんですが、
それでもあります。
自分に無いものを
他人の中に見て、
うらやましくなるんです。
でも、これも
まったく同じだと思いました。
「あいつ」にも悩みはあるはずです。
同じように他人を見て
自分に無いものを感じて
うらやましく思ったりするんでしょう。
その対象が私だったら
なかなか笑えるけど・・・
隣の芝は青い
結局、なんだって
今の自分にないものが
懐かしくなったり
うらやましくなったりします。
なんだかんだ言って
今の自分の状態が
不満なんです。
だから
「あの頃は良かった」
とか
「あいつは良いよな」
とか
思っちゃうんですね。
でも、これってバカバカしくないですか?
私は気づいてしまいました。
ナンセンスだな、って。
「あの頃は良かった」
と思う「あの頃」の自分にだって
悩みや不満があったんです。
「あいつは良いよな」
と思う「あいつ」にだって
苦しみや不満があるんです。
たぶん、何年かしたら
今の自分のことを思い出して
「あの頃は良かった」
って思うかもしれない。
かなりの確率で思うことでしょう。
もしかしたら、
自分のことを見て
「あいつは良いよな」
って思っている人がいるかもしれない。
実際、ブログやメルマガを読んで
「小塚さんは良いですよね」
みたいなメッセージを
いただくことがあります。
そう考えると
バカバカしくないですか?
どうせ「今」は不満なんです。
この「今」も時が過ぎて
「過去」の「あの頃」になったら
「あの頃は良かった」
って美化するんです。
せっかくなんで
不満を言ってるよりも
今を楽しんだ方がお得ですよね。
どうせなら。