
こんにちは、セールスライターの小塚史晃です。
先日ダイレクト出版の関連会社インベストメントカレッジが販売するレガシー企業レポートが前から気になっていて購入しましたので、レビューしていきますね。
私としては購入して良かったと思える商品でしたが、一部の人には他の方法で投資をした方がいいんじゃないかと思える商品でした。
この記事を読むとレガシー企業レポートを手にいれるべき人がどんな人かが分かります。
【内容紹介】
世界で46,352社ある中の14社しかない超優良企業(レガシー企業)を集めて作ったポートフォリオ。単一企業に投資することに比べて、分散投資で安全性を格段に高めてくれる効果実証済みの確かな戦略です。
レガシーポートフォリオ(レガシー企業レポート全巻セット)は、マークフォード率いるパームビーチアナリストが、歴史から学び、膨大なリサーチによって導き出した14のレガシー企業に、あらゆるデータ分析と検証によって生み出したAAT戦略をミックスして生み出した投資の叡智です。
価格:199,900円(税抜)215,892円(税込)
【会社概要】
会社名:株式会社インベストメントカレッジ
代表取締役:江崎孝彦
投資顧問助言業登録:近畿財務局長(金商)第388号
レガシー企業レポート14社とは?
まずみなさんが気になるのは、具体的なレガシー企業14社の社名だと思いますが、残念ながらこの場では社名を申し上げることはできません。
なぜかというと、これを言ってしまったら20万相当するレポートの内容をほとんど暴露すると言っても過言ではないからです。
レガシー企業というのは私たちの生活に深く根付いた商品やサービスを提供しており、今後30年から50年は伸び続けるであろうという会社です。
だから、長期投資に向いているのです。
一度その会社の株式を手に入れたら、最低30年は保有し決して売らず、配当金が手に入ったら割安のレガシー企業に再投資するのです。そうすることで、年間利回り10%前後を実現させています。
少しだけお見せします。
レガシーポートフォリオを購入すると下のような会員ページにアクセスできます。
レガシー企業レポートには食べ物、飲み物、医療機器の写真が載っています。
どれも生活する上で欠かせない分野ですね。
ものすごい勘のいい人なら、レガシー企業がどこの会社か分かってしまうかもしれませんね。
おそらくその勘は外れていますので、勘で株式を購入しないでくださいね。
利回りは?
レガシー企業の利回りは年率8%から12%です。平均して10%です。
10%というと100万円投資しても年間で10万円しか増えませんが、これを30年という長期スパンで考えるとどうでしょうか?
複利計算で
100万円が1745万円になります。30年という長い期間ですがたった100万円がほぼ何もしないで、17倍以上になって返ってくるのです。長期投資と複利の効果は凄まじいいですね。
それでは年間72万円、つまりは月々6万円を投資した場合はどうでしょうか?
こちらの計算ですと投資額の5倍という計算ですが、30年後は1億3千万円になっています。月々6万円の投資で億万長者になれてしまいます。普通に貯金をしていたら月々6万円でも30年後にやっと2160万です。これでは老後にはとても十分と言えませんね。
月々6万円で1億の資産を築けるのですから、レガシーポートフォリオ、長期運用、複利の力のコンビネーションは素晴らしいと言えます。
配当金がもらえる
個人的に良かった思ったのが配当金をもらえることです。レガシー企業は株主に対して3〜4%の高配当金を配っています。100万ドル(1億円相当)分の株式を保有していれば、年間3万から4万ドル(300万円から400万円相当)もらえる計算です。
仮想通貨などは評価額は上がったりしますが、それを売却しない限りは手元にお金は戻ってきません。
その点、株式は売らなくても配当金を得ることができます。、中でもレガシー企業の配当は年間3万ドルの自由に使えるお金をもたらしてくれんです。
よくなかった点
レガシーポートフォリオは買って損ではない商品だと思いますが、懸念点を数点あげさせていただきます。
レポートが古い
レポートの内容は納得のいくものだったんですが、そのレポートが作成された年というのが2012年です。現在が2018年ですから、約6年前に作られたレポートです。ちょっと古いですよね。
2012年では現在の世界情勢とは大分違いますし、このレガシー企業レポートが20年後、30年後も有効なのかというと疑問です。
私としては年に最低1回はレポートを更新して欲しいですね。
最新のレポートを手に入れるには年会費が必要
このレポートの更新についてですが年間79,800円(税抜)で更新することができます。年間これだけの追加の費用は痛い!また買わなければいけないのかと思いましたが、投資額が多ければさほどではないです。30年後にはきっちりペイできますね。
よくなかった点としてはレポート作成年が2012年なので古い。この1点だけですね。あとの内容には概ね満足していますし、追加で年間79,800円(税抜)を支払えば最新のレポートを手にすることもできます。
税金を考慮する!iDecoとの比較
レガシーポートフォリオのせいではないですが、日本では投資で出た利益に対して20%の税金がかかります。それを考慮にいれると今までの計算をし直さなければなりません。
そして税金で思い浮かんでくるのが、iDeCo(確定拠出年金)です。定年までは引き出せませんが、iDecoで出た利益に対しては税金はかかりません。
レガシーポートフォリオで利回り10%で30年運用した場合(税率20%)と、iDecoで利回り5%で30年間運用した場合(非課税)を比較してみましょう。(月々の掛け金はiDecoの最大掛け金23,000円とします。)
レガシーポートフォリオの場合
毎月積立金額:23000円、年利10%、積立年数30年
元本合計:8280,000円
運用益39,164,348円>>税抜き後31,331,478円
元本+運用益=39,611,478円
投資額の4.78倍のリターンになって返ってきました。
iDecoの場合
毎月積立金額:23000円、年利5%、積立年数30年
元本合計:8,280,000円
運用益10,473,236円
元本+運用益=18,753,236円
2.26倍になって返ってきました。
レガシーポトフォリオの方が税金を考慮しても圧勝ですね。
しかし、iDecoにはもう一つメリットがあります。
それは掛け金が控除されるのです。そして毎年の控除額は5,5800円です。30年間で1,674,000円にのぼります。
控除ですが、実質控除された分だけ掛け金が安くなったと考えていいでしょう。
掛け金:82,800,000円ー1,674,000円=6,606,000
と考えると2.84倍のリターンでした。
まだまだレガシーポートフォリオの方が利回りはいいですね。
しかし、掛け金が少なくとも済むし、金融商品の評価が下がっても控除額があるので多少の損失は相殺することができますのでiDecoもオススメです。
オススメする人
レガシーポートフォリオをオススメする人を述べていきますね。オススメする人は現時点での投資に使えるお金が1000万円以上ある人です。
1000万あれば20年後には6千7百万円、30年後には1億7千万円になっていますのである程度まとまった資産になります。もし1000万以下であれば買っても買わなくてもどっちでもいいと思います。
オススメしない人
オススメしない人は月々に2〜3万円ほどの少額しか投資ができない人です。月々2〜3万でしたら長期で運用してもあまりインパクトがありません。
私でしたら少額の投資額の場合、iDecoで運用しますね。iDecoで運用すれば税金はかかりませんし、年間5万円相当が控除されるので、その分払う税金が確定申告の際に安くなります。
5万円の税金が安くなるということは、万が一投資信託のの評価額が下がっても5万円分までなら耐えられるということです。
そして、投資信託が評価額が下がっても、それは安く購入できるということなので上がっても下がっても嬉しいのです。
まとめ
オススメする人、オススメしない人と言いましたが、レガシーポートフォリオは誰が買っても損はしない商品です。ただし、少額の投資しかできない人は、まずは自分のビジネスを作って能動的収入源を構築したほうがいいですね。
ビジネスを始める前にはまずマインドセットから!こちらの記事をチェックしてください。
レガシーポートフォリオ運用成績を公開
試しにいくつか株を買ってみましたので運用成績を別記事で上げますね。
運用成績を見るには下の記事をクリックしてください。